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ポーラスコンクリートの特徴と性質 |
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ポーラスコンクリートは、お菓子の「おこし」に例えられます。
通常のコンクリートは、連続粒度の租骨材を用いて、租骨材同士の間にできる空隙にモルタルが隙間なく充填された硬化体です。
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■部分が骨材
■部分がモルタル
大小様々な骨材を用い仕上がった
コンクリートには隙間がない。 |
一方、ポーラスコンクリートはほぼ粒径の等しい骨材を用いて、その周りに結合材(セメントペーストあるいはモルタル)をまぶし、粗骨材同士を「接点」に近い状態で結び付けたものです。 したがってポーラスコンクリート中には、結合材によって接合された骨材の相と、それ以外の空隙の相が、それぞれ連続して存在することになります。骨材を均一に作るにはかなり技術が必要ですし、骨材にまぶす結合材の性質がポーラスコンクリートの出来上がりに大きく影響することになります。
■部分が骨材、■部分がモルタル、■部分が空隙(空間部分)
空間部分に水分や土が入り込み、生物の生息環境ができる。 |
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